イチエフウォッチャー「核燃料デブリの取り出し準備」8月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
福島第一原子力発電所の核燃料デブリの取り出し準備状況のレポートです。2021年8月、新たな取り組みはありませんでした。
1・3号機の原子炉格納容器の水位低下計画についてはこれまでレポートしてきましたが、8月末、「2号機原子炉建屋滞留水の水位低下に伴うサプレッションチェンバ開口部の気中露出時の対応について」という資料が示されました。この資料からは、2022年度にデブリの試験的取り出しが予定されている2号機においても、原子炉格納容器底面から30 cmと推定されている高濃度に汚染された滞留水の水位をさらに低下させる計画があることが窺われます。
レポート本文をご覧ください。

レポート本文:https://1fwatcher.files.wordpress.com/2021/09/202108-05-debris-07.pdf