イチエフウォッチャー「使用済み核燃料プール対策」2021年12月レポートを紹介します。

イチエフウォッチャー中島です。
国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故発生から11年9か月目、現行ロードマップが示している廃炉完了時期まで30年を切った福島第一原子力発電所。2021年12月の、1・2号機原子炉建屋5階の使用済み燃料プール内にある計1007体の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートしました。
今月の新たなレポートは、6号機に貯蔵中の4号機使用前燃料の洗浄について。
継続中の作業の続報は、1号機新大型原子炉建屋カバー設置工事の進捗状況について、および1号機及び2号機SGTS配管の一部撤去の進捗状況(クレーントラブルによる中断)です。
現在の各号機の状況、使用済み核燃料プール対策スケジュール表、各号機の使用済み核燃料取り出し準備作業エリア配置図、使用済み核燃料プール循環注水冷却スケジュールについては内容を更新してあります。

レポート本文:

https://1fwatcher.files.wordpress.com/2022/01/202112-04-nenryo.pdf