イチエフウォッチャー「使用済み核燃料プール」12月レポートを紹介します。

廃炉作業11年目後半の福島第一原子力発電所。1・2号機原子炉建屋5階オペレーティングフロアにある燃料プールからの使用済み核燃料の取り出し(準備)作業の現状レポートです。過酷事故時に水素爆発により原子炉建屋5階上部が崩落した1号機では、原子炉建屋をすっぽり覆う新大型原子炉建屋カバーの設置作業が継続。ベントに失敗した2号機では原子炉建屋5階上部を保存する工法に変更され、オペレーティングフロアにアクセスする構台の設置作業が継続されています。いずれも使用済み核燃料の取り出し(準備)作業時の放射性物質の周辺環境への漏出を抑えるための工法です。
今月は新たなレポートとして、 6号機使用済み核燃料収納用乾式キャスクの気密性の問題を取り上げました。レポート本文をご覧ください。
レポート本文:

https://1fwatcher.files.wordpress.com/2023/01/sv202212-04-nenryo.pdf