イチエフウォッチャー中島です。
2019年1月の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。
1号機では、オペレーティングフロアの作業通路を確保する障害になるXブレースについては、12月20日に全4箇所の撤去が完了し、1月からは機器ハッチの養生が始まり、2月からは、北側屋根鉄骨の撤去が開始されます。
2号機では全面的なオペレーティングフロア調査結果の一部(空間線量状況)が速報されました。
先月レポートの2018年9月の残置物の片付け作業にともなうダスト濃度の上昇および評価放出量の上昇についての筆者の考察の論拠に誤りがあり、これを報告・撤回するとともに、さらに考察を加えました。
3号機では、これまでの安全点検後の使用済み核燃料の取り出し開始に向けた工程表が公開されました。
2019年3月に開始が予定されていた1/2号機排気筒解体については、実証試験の結果、追加的措置が必要なことが明らかになり、解体の開始は5月に延期されました。
2019年1月9日、3/4号機排気筒の地上から高さ約76 mにあるメンテナンス用の足場材が落下するという事故がありました。
引き続きお読みの方はこれらの項目からお読みください(レポート本文1ページに該当ページを示してあります)。
https://1fwatcher.files.wordpress.com/2019/02/201901-04-nenryo.pdf