イチエフウォッチャー「原子炉の状態」2025年7月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
2011年3月の過酷事故から15年目と4か月目の福島第一原子力発電所。2025年7月の原子炉の状態のレポートです。
7月30日現在、福島第一原子力発電所では、原子炉格納容器内の空気温度・放射性物質濃度とも、有意な変動は見られていません。
今月は、福島第一原子力発電所の使用済み核燃料の日本リサイクル燃料(株)中間貯蔵施設(青森県むつ市)への搬出計画および核燃料デブリの本格的取り出し開始の12~15年先延ばしの公表、東京電力が予告した国の廃炉・汚染水・処理水対策チーム会合の未実施と、水面下での大きな動きが推定される出来事が重なっています。
レポート本文の3・4ページ、7月のイチエフ廃炉作業全般の主な取り組みと状況、80ページの47ニュースのイチエフに関する報道での大項目【廃炉作業】でご確認ください。

なお過去のレポートについては、国立国会図書館サーチ「月例レポート」サイト
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000039-I13727416
からご覧ください。