Tony Barkerさんが「Skilled Veterans Song」を唄って下さっています(日本語歌詞追加)

Skilled Veterans Song – Tony Barker

Skilled Veterans Song 「歌詞」

They call themselves The Skilled Veterans.
Uniquely suited to do what must be done.
They will walk into the fire
To save their young.
They will save their young.

Some say the Earth rose up in anger.
Cleft the nation, and exposed the very core.
Some older cherry trees who had already blossomed
Quietly said, “It’s time to give a little more.”
It’s time to give a little more.

Like the Firemen in The Towers, and the Soldiers in the field,
They are part of something bigger than themselves.
And so, towards Life does the Divine Wind blow,
And leaves the children with a tale to tell.
The children have a tale to tell.

They call themselves The Skilled Veterans.
Uniquely suited to do what must be done.
They will walk into the fire
To save their young.
They will save our young.

[歌詞 日本語訳]
熟練退役者」讃歌

― 福島原発行動隊に捧げる —
原詩/原曲:©トニー・バーカー 2011    
邦訳:© カレン・ナカムラ&中村光男 2011    

彼らは自らを「熟練退役者」と呼ぶ。
彼らは為されるべき仕事に、誰よりも相応しい。
彼らは炎の中を歩む、
幼き者たちを救うために。
幼き者たちを救わんがために。

大地が怒りに満ちて立ち上がったと人は言う。
国を引き裂き、真の核を剝き出しにした、と。
かつて美しく咲き誇った桜の老木が、
「もう一息、頑張る時が来た」と静かに呟く、
「もう一息、頑張る時が来た」と。

ツインタワーズの消防士たちのように、戦場の兵士たちのように、
彼らは自らよりも、大いなる存在の一部となった。
そうだ、こうして生命の方に神の風が吹く、
子供たちの中に、語られるべき物語を残して。
子供たちは語り継ぐべき物語を手に入れる。

彼らは自らを「熟練退役者」と呼ぶ。
彼らは為されるべき仕事に、誰よりも相応しい。
彼らは炎の中を歩む、
幼き者たちを救うために。
幼き者たちを救わんがために。

[Tony Barkerさんからのメッセージ]
親愛なるカレン・ナカムラさん、
私は貴方のお申し出に大変な名誉を感じております。お返事に手間取りましたことを、どうぞお許し下さい。
貴方の国の受難に対する私の心からの同情をどうぞお受け取り下さい。私は日本の人々のために、お祈りを捧げます。
私は貴方のお父さんや熟練退役者行動隊の皆さん方に畏敬の念を覚えます。これらの驚嘆すべき人々の崇高さは民族の違いを越え、私に人類の未来に対する希望をもたらして下さいました。
私はこのお話を経済界や政治の世界の指導者たちに語りかけたいと、願っています。彼らが自分たちの利益だけに流されそうになった時、この勇敢なボランテイアたちのメッセージの中からインスピレーションを得るように、望んでいます。ボランテイアたちは、意義深い方法でもって、社会の必要性を自分たちのニーズの上に、置いているからです。
 貴方や他のご家族がどのように過ごされているか、ただ想像できるのみです。私は、貴方のお父様や同僚の方々が、まさしく「名誉」という言葉のエッセンスを体現しておられるということ、また彼らは未来に亘って「英雄」と賞讃されるべきであることを、貴方たちがお知り下さって、そこに安寧を見出されるよう祈るのみであります。

私のつたない作品にご興味をもって戴いて、本当に感謝いたします。「熟練退役者の歌」の歌詞は、以下の通りです。
(以下、原曲歌詞略)
 
© Barker 2011。福島原発行動隊に、この歌の配布を許可いたします、心から皆
様方のご健康と平安を祈りつつ。

最高の敬意をもって、
トニー・バーカー

(中村カレンさんがBarkerさんとコンタクトをとり、掲載許可を取って下さいました)