イチエフウォッチャー「使用済み核燃料プール対策」4月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
過酷事故から11年目、現行ロードマップにおいて最長の廃止措置完了予定時期まで30年を切った福島第一原子力発電所。
1・2号機原子炉建屋5階の使用済み核燃料プール内からの使用済み核燃料の取り出し準備の進捗状況について報告します。
1号機では原子炉建屋外壁の調査が進み、新大型原子炉建屋カバーを建屋に固定するアンカーおよびベースプレート設置工事が開始されています。
2号機では、構外ヤードで燃料取り出し用構台の地組みが進められるとともに、原子炉建屋5階オペレーティングフロアでの遮蔽設置工事が始まりました。
1・2号機SGTS(非常用ガス処理系)配管の一部切断撤去作業は、切断用ワイヤーソーが配管に食い込み動かなくなった原因を究明中で引き続き中断中です。
修復中の短縮版での報告なので、レポート本文中リンク先ページのない参照ボタン等もありますがご了解ください。
レポート本文:

https://1fwatcher.files.wordpress.com/2022/05/sv202204-04-nenryo.pdf