7月28日に成田を発ち、3週間にわたって米国各地を歴訪した山田理事長と岡本達思行動隊員は、予定したすべての日程を終え、現地時間の8月20日(月)にロサンジェルスから帰国の途につきました。日本時間の21日(火)の夕刻に帰国する予定です。
今回の訪米は、福島第一原発の事故収束に関する福島原発行動隊の主張をアメリカ合衆国の議会や世論に広く訴える目的で行われました。
山田理事長と岡本隊員は7月28日に成田国際空港を発ち、サンフランシスコ、シカゴ、ワシントンD.C.、デラウェア、ペンシルバニア、ニュージャージー、ニューヨーク、ロサンジェルスとアメリカの西海岸、東海岸の主要都市を訪問し、講演活動、政治家との会談、メディアの取材を精力的にくりひろげ、多くの共感を得ました。
これらの活動の中で山田理事長は、(1) 福島第一原発の事故収束作業を東電から切り離し、国家プロジェクトとして進めること、(2) 世界の経験と知識を事故収束の現場作業に生かすこと、(3) 日本の伝統的な多層下請け構造を排し、全体を貫いたプロジェクト・マネジメントを実現すること、(4) 透明性をもった国際評価委員会を設立することを中心に、福島原発行動隊の主張を説明しました。
8月27日(月)の17時から自由報道協会において帰国後初の記者会見が行われるほか、9月6(木)の院内集会でも米国でのキャンペーンの報告を予定しています。