福島県いわき市在住の方から寄せられた声

こんばんは。
福島県いわき市在住の者です。

インターネットや新聞に、山田さんの言葉が載っていたのを目にし、私の言葉・気持ちをどうしても伝えたくてメールしました。

私は25歳です。介護施設に勤務しています。

利用者のおじいちゃんが、肺炎を起こして苦しんでいる中「原発に行かなきゃならないんだ!」と何度も起き上がろうとする姿と、「“退役組こそ”適任だと考えた」とおっしゃった山田さんの姿が重なりました…。

今の現実に怖がっている自分・現地に行く度胸がない自分・恨みの感情が心にある自分…。凄く情けないです。
山田さんや皆さんの気持ちには、本当に頭が下がります。

「危険な場所には誰も行かないでほしい」「平和な世の中になってほしい」、けれど“平和になる為には誰かが危険な場所へ行かなければならない”という現実…。
苦しいです。ただただ苦しいです。

それなのに、人間我が儘なもので「女に産まれてきたからには、やっぱりこどもを産み育てたい」と思ってしまいます…。皆が大変な時に、そうゆう事を一番に思ってしまう私は最低な人間です…。

そんな最低な人間ですが、1つ決めた事があります。“故郷の土壌改良”です。
一般市民でも出来る方法はないか、調べ実践しています。

「現実から逃げずに、立ち向かう事が出来る人間になりたい!そして、それが皆にも広まれば良いなぁ~」と思いながら、小さい事ですが取り組んでいます。

病気になるのは怖いです。こどもが産めなくなるのも怖いです。けれど、一番怖いのは自然の流れが壊れてしまった事です。だから、ほんの少しでもそれを取り戻したい。
それが“現場で作業して下さる方々が、福島県民の私に託した使命なんだ”と思いながら…。
それが“山田さんを始め大切な大切な人生の先輩の方々が、私達若い世代に望む事なんだ”と思いながら…。
…なんて、思い上がっていたら、ごめんなさい(苦笑)

人生、何が起きるかは解らない。これからどうなるのかも解らない。
けれど、私は山田さんや行動隊の皆さん、そして現場で作業して下さる方々に、最後まで心で寄り添います。

自分が今やるべき事を最期まで懸命にやります。そして平和を、現場の安全と無事を祈ります。

山田さんの真っ直ぐな心が、私の小さな心を動かしてくれました。おかげで、福島で生き抜く覚悟が決まりました。有り難うございます。

謝罪、そして何より私の心を動かして下さったという感謝の気持ちを、どうしても伝えたくて…。
「こんなメール、送られても迷惑になるだけかなぁ?」と思いながらも、どうしても伝えたかったんです。
すみません。

乱文になってしまいましたが、お許し下さい(苦笑)

いつもいつも、寄り添っています。

愛をこめて。