●日時:5月23日(木曜)11~13時
●会場:参議院議員会館B101号室
●講師:里見喜生(さとみ よしお)さん福島県湯本温泉の老舗旅館「古滝屋」代表取締役。
●講演題:《福島県から真のライフスタイルを人や環境や生き物に優しく思いやりのある社会をつくることを夢として》
●講師紹介(里見さんのブログ等から)
1968(昭和43)年、福島県いわき市生まれ。大学、住宅メーカー勤務で東京に10年間暮らしたあと、1996年福島県いわき市に戻って実家の温泉旅館古滝屋に入社。旅館のイノベーションに努める。別府やドイツを視察後、「地域に必要なことはその地の歴史や文化を楽しむことだ」として、 2006年から【いわきフラオンパク】を開催。合計6回実施する。
2011年3月の福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、社会のありかたや経済の進め方に疑問を持つ。同年 11月に【NPO法人ふよう土2100】を立ち上げて双葉郡の障害者の受け入れ、原発事故による様々な影響を考察するスタディツアーのガイドを努める等、東日本大震災の復興支援に力を注ぐ。伝統芸能の保存にも力を入れる。
2013年にはいわき市内の有志と連携し【おてんとsun企業組合】を設立。有機農業やエネルギーの問題にも取り組む。日常当たり前のように存在する「衣食住とエネルギー」に対し、人々は真正面から向き合っていない事に気づく。東北地方/福島から真のライフスタイルを提案し、あらゆる人たちに「気づき」を与えられることを目標に。 100年後、今よりも人や環境や生き物に優しく、思いやりのある社会をつくることを夢とする。
元禄8(1695)年から続く老舗旅館の十六代目当主だが、「かつて所属していた『観光業』は卒業させていただき、『未来づくり業』という視点から社会経済を考えていく」としている。
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