イチエフウォッチャー中島です。
2019年11月の核燃料デブリの取り出し準備レポートをアップしました。
10月に引き続き、11月もイチエフ構内でのデブリの取り出し準備に向けて新たに開始された作業はありません。
1号機では、内部調査に向けた原子炉格納容器X-2貫通部の孔あけ作業が、放射性ダスト飛散量の一時的上昇により中断中ですが、東京電力は、格納容器のすぐ近くに新たなダストモニタを設置し、作業と放射性ダスト飛散量との関係についてデータの拡充を再開しました。またダストモニタの設置時に格納容器上部の配管に挿入したカメラで、初めて原子炉格納容器上蓋および近傍の写真撮影に成功しています。なかなか見ものです。
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