イチエフウォッチャー中島です。11月の使用済み核燃料の取り出し準備状況をレポートしました。
東京電力は、先月の2号機に引き続き、1号機についても燃料取り出し工法の変更案を発表しました。ガレキ撤去に先行して原子炉建屋を覆う大型カバーを設置するというものです。
3号機の燃料取扱機の不具合に対する対応とガレキの撤去状況については続報しました。
難航しながらも前進している1/2号機排気筒解体は、11月27日、切断装置の回転のこぎりの刃が筒本体の切れ目に挟まり外れなくなりましたが、12月3・4日、作業員をクレーンで地上110 mの排気筒頂部に吊り上げ、切断担当の作業員は切断装置からぶら下がった状態で、人力による4ブロック目の切断に成功し、4ブロック目を地上に吊り降ろしました。ほっとしました。
これらの事項のページナンバーは、レポート本文1ページの「概要」にリンクを貼って示してありますので、レポート本文をお開きください。1/2号機排気筒の地上110mでの宙吊りでの人力切断作業の映像サイトも紹介しています。