1fwatcher 燃料デブリの取り出し準備 2月月例レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
2020年2月の核燃料デブリの取り出し準備についてのレポートをアップしました。
昨年末改訂された「中長期ロードマップ(第5版)」において、2021年度に試験的な核燃料デブリの取り出しを開始するとされた2号機では、 原子炉建屋1階西側通路の配管撤去、大物搬入口2階不要品撤去といった建屋内の環境改善作業が継続されているようです。
燃料デブリ取り出し開始の目途がたたない1号機では、内部調査に向けて、原子炉格納容器X-2貫通部の3箇所中1箇所目となる孔(孔径約0.21 m)の切削が完了しました。
同じく取り出し開始の目途が立っていない3号機では、北西エリア仮設遮へい設置に干渉する機器の撤去、北西エリア計装ラック前への仮設遮へい体の設置、原子炉建屋1階の線量調査といった建屋内の環境改善作業が行われているようです。
レポート本文: