1fwatcher 使用済み燃料プール対策 4月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
4月の使用済み核燃料の取り出し(準備)作業として特記すべきことは、5月1日、昨年8月から開始された1/2号機排気筒の上部解体作業が完了したことです。基部のSGTS配管接合部という10 Sv/hを超える(2011年)高線量の個所と、高さ120 mの排気筒の66 m付近の支えの破断を抱え、地震による倒壊と環境汚染を危惧されていた1/2号機排気筒の上部解体作業が、一時は原子力規制委員会で「満身創痍」とまで酷評されたつまずきを乗り越え完了したことは大きな前進です。この作業を請け負った地元大熊町の協力企業「㈱エイブル」と現場作業員の方々に敬意を表せずにはいられません。
 
また4月30日には、オペレーティングフロアが1,3号機に比べ高線量である2号機について、使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けた、遠隔操作による燃料プール内部の調査計画が、東京電力より発表されました。
 
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