1fwatcher 燃料デブリの取り出し準備 8月 月例レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
2020年8月の核燃料デブリの取り出し準備作業についてレポートしました。 1号機では原子炉格納容器(PCV)内部調査に向けた干渉物切断作業において、グレーチング切断作業は再開、完了しましたが、その後作業用カメラ治具を設置したところ、PCV圧力が低下するという不具合が起こりその後の作業が順延されています。 6月に計画をレポートした3号機圧力抑制室汚染水のサンプリングについては、7月30日付けの状況報告資料が曖昧で状況把握に苦しみましたが、8月27日付けの状況報告資料により、7月23日にサンプリングした極めて高濃度の汚染水は圧力抑制室のものではなく、先行取水する既設配管内のものだったことが分かりました。
核燃料デブリの臨界について、臨界管理技術についてレポートを開始しました。
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