6月29日(火)、福島県飯舘村を拠点に農業/農村コミュニティの再生に向け各種のプロジェクト等に取り組んでおられる<ふくしま再生の会>の田尾陽一・理事長を講師に迎えて、以下の通り講演/討論の集会を開催します。
毎月国会議員会館で行っている「院内」集会に代えて、オンライン(Zoom)で行います。第4次のコロナ感染拡大も懸念されている東京の、都心に参集することを避けるためもありますが、北海道から沖縄まで全国の行動隊メンバーがご自宅で居ながらにして講演を聞き討論に参加していただけるよう、オンライン集会に習熟し定着させていくためでもあります。
27日(日)正午までにZoom会議への招待状をお送りします。ウィークデイの昼時ですが、ご都合をつけ奮ってご参加下さい。
上記日時までにZOOM集会への招待URLが届かなかった方は下記にお問い合わせください。
公益社団法人 福島原発行動隊
svcf-admin@svcf.jp
事務局長 安藤博
<講演/討論集会>
●日時:6月29日(火)11:00-12:30
●テーマ:<ふくしま再生の会>の挑戦に学ぶ
●講師:田尾陽一、NPO法人<ふくしま再生の会>理事長
1941年神奈川県生まれ。物理学研究者。
東京大学大学院物理専攻修士課程修了。IT企業の経営や社会システムデザインの研究などを経て、2011/3/11の東日本大震災・原発事故から間もない同年6月<ふくしま再生の会>を創立。2017年、飯舘村に移住。近著に『飯舘村からの挑戦』。
田尾理事長に「<ふくしま再生の会>の過去10年間の活動状況と活動から得た教訓や今後の活動計画方針」についてお話しいただき、また福島原発行動隊(SVCF)からの質問(下掲)にお答えいただきながらSVCFと<再生の会>との協働の可能性などについて話し合います。
<田尾理事長への質問>
1、<ふくしま再生の会>は飯舘村で農業再生のためのパイロットプロジェクト等に取り組んでこられたが、飯舘村を拠点としことが「東京電力福島第一原子力発電所の事故によって破壊された生活と産業の再生」 という団体の設立目的に対してどのように活かされているか。
2、土/水を知る地元のひとと科学/放射能の知識を持つ田尾理事長らが連携し合って活動していることが<再生の会>の強みとされているが、地元の農業者等と合意を図っていくことの難しさをどのように克服しておられるか。
3、「原発事故によって破壊されたひとびとの生活/コミュニティを再生する」という、その「再生」は当面どのような状態になることを目指しておられるか。
4、活動の活性化、若い世代の会員の確保/育成のためどのような方策を講じておられるか。
ふくしま再生の会とは