イチエフウォッチャー中島です。
今月の新たなレポートは、6号機使用済み核燃料燃料の取り出し完了時期の2024年度から2025年度上期への先延ばしだけです。
「廃炉中長期実行プラン2022」によれば、1号機は2023年度ごろの原子炉建屋新大型カバーの設置完了まで、2号機では2024年度に予定されている燃料取り出し構台設置完了まで、それぞれ既存技術による建設工事が完了するまで使用済み核燃料の取り出しに直結する作業がないのは分かります。
しかし、帰還困難区域の避難指示解除の動きが加速されている一方で、昨年来、1・2号機の使用済み核燃料の取り出しに直結する資料を見られないのは、レポーターとしてはやや複雑な思いがあります。