イチエフウォッチャー中島です。
2011年3月11日の過酷事故から15年と4ケ月たった福島第一原子力発電所。2026年6月の原子炉の状態、および主な取り組みと状況について報告します。
東京電力の発表によると、7月2日現在、福島第一原子力発電所では、1~3号機原子炉格納容器内の空気温度、放射性物質濃度とも有意な変動は見られていません。
しかし、6月11日、3号機使用済み核燃料プールスキマサージタンクにおいて水位の低下が生じ、調査の結果、プール一次系戻り配管 (原子炉建屋に隣接する廃棄物処理建屋地下1階) からの漏えいが確認されました。現在プール循環冷却一次系は停止され、プールから自然蒸発した水の補給は6月12日に設置された仮設の補給水ラインによって行われています。東京電力は、漏えい個所が補修困難なエリアであることから、長期的にはプール循環設備の運用停止を検討しているようです。
2024年8月、2号機使用済み核燃料プールの一次冷却系配管から漏水しスキマサージタンクの水位が低下した事案とほぼ同じ状況であり、2024年12月からの1号機S/C底部配管のピンホールからの漏えいは今も続いています。
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