2012年3月22日参議院環境委員会で亀井亜紀子議員が福島原発行動隊を取り上げました

3月22日、参議院環境委員会にて、亀井亜紀子議員(当時国民新党)が福島原発行動隊を取り上げ、細野環境大臣に質問しました。

亀井議員:「今後この原発の収束に向ける作業というのはもう長年続くわけですから、もう少し作業員の調整などにも積極的にかかわっていただきたいと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。」

細野大臣:「私も原発行動隊の皆さんとは何度か話をしておりまして、可能性を探ったんです。現実に何人かの方、代表の方にサイトの中にも行っていただい て、何か作業は できないかと東電の皆さんとも打合せもしていただいた経緯があるんです。ただ、全面マスクでの作業環境ですし、ある程度の年齢以上の方というの は、その当 時は相当シビアな状況で、現実的になかなかこの作業をということにならなかったという経緯があるんですね。

もちろん、原発の作業というのはそれぞれかなり共通するところもあるんだと思うんですが、やはり福島第一原発という特徴もある程度把握をしてい ただかな いとなかなかできないというようなことも含めて、なかなか難しい判断が、東京電力ももちろん難しい判断だったし、本当に希望されている方々も、実 際どうか ということになるとなかなか難しい判断だったというのがございます。

今はどうかということになりますと、作業員はしっかり数は確保できておりますし、随分逆に環境は良くなりました。ですから、今は作業員の数、質 共に安定 的に確保できているという状況でございまして、今でも原発行動隊の皆さんが何かしたいというふうにお考えになるようであれば、私も機会があ ればお会いをし て、今の時点でどういったことをやっていただける可能性があるのか、もし何かあり得るのであれば、そこは是非相談をさせていただきたいという ふうに思って おります。」

亀井議員:「知識と経験のある、そして意欲もある人は是非活用をしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

第180回国会 環境委員会 第2号議事録

同動画:(動画開始からおよそ14分30秒前後からの質疑応答)