1fwatcher 燃料デブリの取り出し準備 10月月例レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
2019年10月の核燃料デブリの取り出し準備についてレポートしました。
9月に引き続き、10月もイチエフ構内での核燃料デブリの取り出し準備に係り新たに始まった作業はありません。
1号機では、内部調査に向けた原子炉格納容器X-2貫通部の穴開け作業が、放射性ダスト飛散量の一時的上昇により中断中ですが、東京電力は、格納容器のすぐ近くへの新たなダストモニタを設置するため、原子炉キャビティー差圧調整ラインの配管を切断しました。
また東京電力は、これは直接、燃料デブリの取り出し準備作業ではありませんが、3号機タービン建屋の滞留水処理において、電子機器に比べ高い放射線に強い水圧シリンダーを動力とする、開発中の「柔構造アーム(筋肉ロボット)」の試験的な運用を開始しました。
 
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