イチエフウォッチャー「使用済み核燃料プール対策」9月月例レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
9月の使用済み核燃料の取り出し(準備)の状況についてのレポートです。昨年12月に改訂された「中長期ロードマップ(第5版)」で、燃料取り出しの開始時期が最大5年先延ばしされた1、2号機 については、
1号機では、南側崩落屋根等の撤去に際し、屋根鉄骨・ガレキ等が使用済み核燃料プール等へ落下するリスクを可能な限り低減するため対策の一環である、天井クレーンの支え(支保)の設置が10月に開始されます。
2号機では、引き続きオペレーティングフロアの残置物の固体廃棄物貯蔵庫へ運搬・貯蔵が継続中です。また、外部では燃料取り出し用構台の検討・設計が進められているようです。
3号機では、全566体中336体まで燃料が取り出されましたが、 9月2日以降、燃料取扱設備のケーブルの損傷、つかみ具の着座状態などの表示信号異常、クレーン水圧ホースの損傷が起こり中断しています。 10月7日の速報では、これらの故障は復旧され、8日から49回目の燃料取り出しが再開されるようです。これらについての詳しいレポートのページナンバーは、レポート本文1ページにリンク付きで表示してあります。レポート本文をお開きください。
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