イチエフウォッチャー「核燃料デブリの取り出し準備」3月レポートを紹介します

https://1fwatcher.files.wordpress.com/2022/04/202203-05-debris.pdf

イチエフウォッチャー中島です。
過酷事故から11年目。
2019年から改訂のない「中長期ロードマップ」が示す最長の廃止措置完了予定の2051年まで30年を切った福島第一原子力発電所。
2022年3月の核燃料デブリの取り出し準備の状況をレポートしました。
3月16日夜の福島県沖地震では、1号機原子炉格納容器の水位が低下し、2021年2月の地震による損傷部位がさらに拡大したと推定されます。とりあえず冷却注水量の調節で対応しているようですが、原子炉格納容器の耐震性について将来的な不安は増してきます。
また、水中ROVによる1号機原子炉格納容器内部調査では、2機目のROV-A2が浸水によると思われる映像不良により調査が中断しています。
なお、筆者の不注意でレポート編集用のパワーポイントファイルを壊してしまい、概要、News、更新・続報ページ以外ではお見苦しい点があるかと思いますが、鋭意修復中ですのでご容赦ください。