イチエフウォッチャー中島です。
5月29日現在の福島第一原子力発電所1~3号機原子炉においては、原子炉格納容器内の空気温度・放射性物質(Xe-135)濃度とも有意な変動は見られていません。
イチエフに関する報道中、柏崎刈羽原発の再稼働に関する地元新潟県下の自治体等の動き(94ページ以下)が、再稼働に慎重であったり、再稼働に向けての国の動きに批判的であるなど、他の原発の地元自治体の動きと異なる様相を示しているように思われます。この原因は、柏崎刈羽原発の運営主体がイチエフで過酷事故を起こした東京電力であることに加え、柏崎刈羽原発で発電する電力が、イチエフと同じく、地元新潟県内で消費される電力ではないこともあるのではないかと思われます。