イチエフウォッチャー「核燃料デブリの取り出し準備」2024年8月レポートを紹介します

2011年の過酷事故から長期廃炉作業中の福島第一原子力発電所。2024年8月の1~3号機の核燃料デブリの取り出し準備作業をレポートします。

今月は、2号機での核燃料デブリの試験的取り出しの開始と中断を速報しました。

8月23日、試験的取り出しの中断を受けて、斎藤経産相は東電社長に、「協力会社任せにしないで、東電自身が全作業に責任を持って取り組むように」と指導したそうですが、東京電力社長は、「東電任せにしないで、国自身も事故炉の廃炉の環境整備と進行管理に責任を持って取り組むように」と言い返さなかったのでしょうか…