イチエフウォッチャー「核燃料デブリの取り出し準備」2025年6月レポートを紹介します

2011年3月の過酷事故から15年目の福島第一原子力発電所。2025年6月の核燃料デブリの取り出し準備作業のレポートです。
7月3日の廃炉・汚染水・処理水対策チーム会合/事務局会議(第139回)に、新たに提出された核燃料デブリの取り出し準備に係る資料はありませんでした。
一方、7月25日、共同通信は、核燃料デブリの本格的取り出しの初号機とされている3号機について、「デブリ搬出前に隣接の建物解体案 福島第1原発、廃炉遅れる可能性」と報じてい ます。共同通信の該当記事へのリンクはレポート本文1ページに貼ってあります。詳細は7月レポートで報告する予定です。。
解体案が示された3号機原子炉建屋に隣接する建物(廃棄物処理建屋:Rw/B)は、共同通信記事から引用した下の写真の青線で囲んだ部分です。