にしあん/行動隊への参加動機

 

【簡単な略歴】
1946年名古屋市で生まれ、大学院卒業後、地元の自動車部品製造業へ就職。製品開発一筋会社生活であった。(原発には全く関わりなく、電力の供給という点には、無関心であった。)結婚後、今の住まいである安城市へ移り、62歳で完全にリタイア後は、好きなことをやることに決めた。(ゴルフ、囲碁、孫の世話など)今年は地域のボランティアの仕事(?)も加わり、本当に毎日充実した日々を送っている。

【福島原発の事故について】
人間のやることに絶対(安全)はない、と改めて感じる。テレビで、3号機(?)建屋が爆発したのを見て、これは大変なことになったと思った。国、東電などが、安全に対する意識も感覚もほとんどなかったことに、残念でならない。これも、我が国のレベルの低さと思うと、情けなさで、怒りさえ起きない。いくら安全と言っても、事故が起きたら、制御できないようなもの(処理、対応困難)は、だめだということを強く思う。かつ損失の大きさを考えると、原発は決して安い電気を供給するものではない。役人や経済界などがなんと言おうと、狭い日本では、原発はいらないし、今あるものも稼働させてはならない。

【行動隊に参加した動機、気持ち】
これから先、何十年も元気に生きることは無理な高齢世代が、今の元気な時に、何かしら役に立てればいいかな、という少し軽い気持ちで参加した。今年は、まだ時間が取れないので、来年あたりから具体的な活動に参加したい、と思っている。この組織を立ち上げた方々に、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいだ。

【若い人たちへのメッセージ】
子ども達は勿論のこと、少なくとも、50歳以下の人達には、放射能による影響を極力減らした仕事や日常生活を送ってほしい。数十年後に影響が出ても、だれも責任は取ってくれないのだから。そのためにも、政治に関心を持ち、選挙などを通じて、国の進路について自分の意思を表に出してほしい。無関心であることの結果が、何十年後に現れたのが、今の原発問題の原因であると思うからです。