山田理事長の米国講演活動報告 ― その(3) ―

 

●10月21日(日)は、ホテルの目覚ましでようやく起床。朝食は前夜にいただいたお土産の果物で済ませて朝6時のシャトルバスで空港へ。サンフランシスコからシカゴまでの飛行時間は4時間なのに、時差があるため午後に到着。前回もお会いした日英バイリンガルのノーマさんに出迎えられました。この日は、夕食を兼ねて「閑人の会」という日本人のシカゴ大学関係者による10人ほど定例会に呼ばれて、福島原発行動隊をめぐる哲学・社会学・心理学などにかかわる分野での議論を4時間にわたって展開。宿泊はノーマ家でした。

閑人の会(シカゴ、10/21)

●10月22日(月)は、午後に予定していた個人的なミーティングが、相手の風邪で中止したためたっぷり昼寝してようやく睡眠不足を解消しました。夕方6時半からのDePaul大学での講演は150人も収容できる会場に50人程度の聴衆でちょっと寂しかったけれど、前回訪米時にニューヨークでの講演で一緒に話をしたJeffery Paterson博士もスピーカーとして呼ばれていて再会を楽しみました。参加したFukushima Responseメンバーからは「すでに20人余りの政治家に会って、4つの要求を説明した」との報告もありました。日本での活動も真剣にやる必要があります。活動家の一人からは、「国際評価委員会のメンバーとしての適任者はどんな人か、提案」するように要請がありました。講演後は夜中の12時過ぎまで日本人の女性3人と懇親会。

De Paul大学での講演(10/22)

●10月23日(月)は、ノーマさんに起こしてもらって早朝6時出発でシカゴ空港。バルチモア空港へついて、前回同様Bob Mendelson氏の出迎え。昼寝のあと、夕方から20代の若い学生さんに個人的に講演を聞いてもらって、ストーリを一新しました。メンデルソン氏の家に帰りついたのは夜中の12時すぎでした。

●10月24日(火)は、朝7時からデラウエア州の活動家と朝食討論会。大学教授も参加してSVCFの4つの主張を拡散するために、学内での情宣やFukushima Responseを広げることなどを話し合いました。午後にBucks County Community College、夕方はTemple大学でそれぞれ40人ほどの学生が集まる中で講演。どちらの講演後も、何人かの学生がいろいろな視点から突っ込んだ議論をしてくれて、終了後に会場をはなれたのは1時間後でした。学生の皆さんはこうした話を聞く機会は少ないようで、それなりの刺激を与えることができているようです。明日はニューヨーク大学の講演に向けて4時間のドライブを予定しています。

Bucks Community Collegeでの講演(10/24)

Temple大学での講演(10/24)