イチエフウォッチャー「核燃料デブリの取り出し準備」3月レポートを紹介します。

イチエフウォッチャー中島です。
3月、イチエフ構内では、核燃料デブリの取り出しに直結するような作業はありませんでした。
1~4号機では、「1~3号機の炉心・格納容器の状態の推定と未解明問題に関する検討」に役立てることを主な目的とした、原子炉建屋内非常用ガス処理系(SGTS)室調査が行われました。今月は1・2号機の本調査、3号機フィルタトレイン内部のγカメラによる線量測定結果をレポートしてあります。
また、2号機では1~3月に3回、高濃度の汚染が明らかになったウェルプラグの下部、原子炉ウェル(原子炉上部にある空間)の調査が行われました。これも速報をレポートしました。
徐々に、高濃度に汚染された原子炉建屋内の状況が確認されつつあります。
レポート本文をお開きください。
レポート本文: https://1fwatcher.files.wordpress.com/2021/04/202103-05-debris-1.pdf