イチエフウォッチャー「原子炉の状態」5月レポートを紹介します。

イチエフウォッチャー中島です。
5月の1~3号機原子炉は、原子炉格納容器の空気温度、Xe-135 濃度とも有意な変動は見られていません。
本文3ページには、5月27日の第90回廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議において、現在のイチエフ廃炉作業の主な取り組みとして示された事項について、簡単な解説に原資料のハイパーリンクを埋め図示しました。主な取り組みを概観するためにご利用ください。
また、2月13日の地震で原子炉格納容器の損傷が拡大(推定)し、 水位が低下している1号機PCVの5月の状況についてレポートしました。
なお、原子炉注水停止については、2021年4月の3号機原子炉注水停止試験以降の、気中工法での核燃料デブリ取り出しに向けた、1・3号機PCV水位の意図的な低減操作については「核燃料デブリの取り出し準備レポート」の「4 現在進行中の作業 (3) 原子炉格納容器内部状態の変更 ① 水位」の章で取り扱うこととします。
イチエフ内のインシデント・事故情報、イチエフに関する報道も更新しました。
レポート本文をお開きください。
レポート本文: https://1fwatcher.files.wordpress.com/2021/06/202105-01-gennshiro.pdf