イチエフウォッチャー「使用済み核燃料プール対策」5月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
2021年5月の使用済み核燃料の原子炉建屋5階の使用済み燃料プールからの取り出し(準備)の状況についてレポートします。
1号機では、2021年9月からの新原子炉建屋カバーの設置に向けた現原子炉建屋カバー残置部の解体作業が継続されています。
なお、4号機は2014年12月、3号機は、2021年2月、全燃料の取り出しと地上の共用プールへの移送が完了しています。

【今月の新しいレポート】
1~3号機の中で、使用済み燃料プールがあるオペレーティングフロア(原子炉建屋5階)の空間線量率が最も高い2号機において、東京電力は原子力規制庁と協働して、4月14日・15日、シールドプラグ上の空間線量率が最も高くなっている原因を探る調査を実施しました。
153ページ以降でその結果をレポートしました。

【内容を更新したレポート】
使用済み核燃料プール対策スケジュール表(32ページ)
各号機の使用済み核燃料取り出し準備作業エリア配置図(33ページ)

レポート本文をお開きください。
https://1fwatcher.files.wordpress.com/2021/06/202105-04-nenryo.pdf