イチエフウォッチャー中島です
2011年3月11日の過酷事故から満14年を経過し、長期廃炉作業中の福島第一原子力発電所。1・2号機の使用済燃料プールからの使用済み核燃料の取り出し準備は、2025年夏ごろに計画されている1号機での取り出し開始に向けて淡々と進行しているようです。
1号機では取り出し時の放射性物質の環境への拡散を抑制するための新大型原子炉建屋カバーの設置作業が、1・3号機と同じくメルトダウンは起こしたものの水素爆発を起こさなかったがゆえに原子炉建屋5階のオペレーティングフロア上部が崩壊せず、加えてベントの失敗により高線量のまま残った2号機では、1号機と同じく、取り出し時の放射性物質の環境への拡散を抑制するための燃料取り出し用構台の設置作業が継続されています。
今月は、この3月に開始されているであろう4号機使用済み燃料プール内の燃料制御棒等の高線量機器取り出し計画 を新しくレポートしました。その他、1号機燃料取り出しに向けた工事の進捗状況等を更新してあります。
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