4月17日、亀井亜紀子議員が、参議院環境委員会において行動隊を再度取り上げて質問しました。
以下、議事録からです。
○亀井亜紀子君(以下略)
次の質問に移ります。
福島原発行動隊について先日質問いたしまして、細野大臣から、当面その作業員は安定的に確保できているので、また必要があればお願いしたいと思 いますというようなことでありました。
今後、福島の原発、廃炉に向けては何十年も要するわけですから、私が想像しますのは、その間にいわゆる放射線管理手帳を持っているような作業員 が皆、被曝の限度に達してしまって、作業員が足りなくなるのではないかというような気もいたしますけれども、作業員が足りているというのは管理手帳を所持するという意味ではないかと思うんですけれども、本当に安定的に確保できる見込みがあるのでしょうか、お願いいたします。
○国務大臣(細野豪志君)
人材の確保は廃炉に向かって極めて重要な課題でございまして、私も何度か、東京電力とはそうしたことについての協議を これまで行ってまいりました。政府と東京電力との間で中長期のロードマップというのを廃炉に向けて作っておりまして、その中で、今後五年間の要員 の計画を策定をするなど計画的な作業員の確保に取り組んでおりまして、現時点においては要員は確保できる見込みとなっております。
もちろん、その確保できる人員というのは法令にのっとって放射線量の上限がしっかりと守られているということが前提でございまして、五年間で百 ミリシーベルト、一年間で五十ミリシーベルトを超えないよう、国としても東京電力に対してしっかりと指示をして、その指示が守れる中で人員の確保 がなされなければならないと考えているところでございます。
議事動画は以下の通りです。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=8566&mode=LIBRARY&pars=0.2609740373040451
冒頭からシークバーをおよそ6分前後のところまでスライドすると、行動隊に関する質疑を見ることができます。
議事録サイトは以下の通りです。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0111/180/18004170065004a.html