枚田 繁/若い人たちのためにも行動隊の存在と活動が必要

 


簡単な略歴

1948年生まれ。いわゆる全共闘(京都大学)くずれ。当時の仲間でつくった会社(とその関連会社)で広告・編集・出版・映像などの営業制作業務を33年間やってきました。思うところあって2007年退職。以降建築作業員歴5年。電源特別会計予算を使ったCSテレビ番組を制作したこともあります。

福島原発の事故についてどう思うか

昨年の春、三陸の被災地に出向く準備をしながら、

○一刻も早く収束させてほしい。

○今日も現場で被爆を伴う作業をしている人がいる。年寄りから順に被爆リスクをとるようにならないだろうか。東電やメーカーの社員であろうと下請けや最末端の作業員であろうと。

○もう原発の新設は不可能だろう。反原発を唱える人たちこそ(いたずらに不安をあおるのではなく)収束のための作業や被災者支援に力を注ぐべきではないだろうか。

などと思っていました。

行動隊に参加した動機、気持ち

そんなある日、行動隊の呼びかけ文がとどき、趣旨にまったく賛同しました。

事故を起こした原発は、現在でも安定した状態にあるとはとうてい思えません。さらに廃炉、核廃棄物処理、処分と技術的にも困難な工程が長くつづきます。こうした作業に携わる若い人たちが誇りをもって仕事に取り組んでいるようにならないといけない。行動隊の存在と活動は、そのためにも大事だと思っています。