1fwatcher 燃料デブリの取り出し準備 7月 月例レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
1号機では原子炉格納容器内部調査に向けた干渉物切断作業において、孔あけ加工機に本来の仕様と異なる仕様のノズルユニットを装着していたというミスにより作業が中断しました。
2号機では原子炉格納容器の減圧機能確認の実施結果が明らかにされています。
3号機では、原子炉格納容器内の水位低下に向けて、圧力抑制室内の極めて高濃度の汚染水のサンプリングが始まりました。これらのレポートのページナンバーは、レポート本文1ページにリンク付きで示してあります。レポート本文開き、ご覧ください。
また、1号機で8月に「2階線量調査の準備作業のうち3階床面穿孔」が予定されていますが、1~4号機非常用ガス処理系室の調査につながる作業のようです。この作業や、3号機の圧力抑制室内の汚染水のサンプリング、1/2号機SGTS配管の撤去に向けた調査計画など、原子炉格納容器そのもの、ないし隣接領域に迫る作業が計画されていますが、いずれも極めて高い線量が測定された、あるいは推定される領域であり、注意深くレポートを続けていきます。これらのレポートのページナンバーは、レポート本文1ページにリンク付きで表示してあります。レポート本文をお開きください。
レポート本文: