SVCF通信第143号を発行しました(第111回院内集会開催報告)

内容は、第11回院内集会【原発災害被災者の生活回復に向けて】~過酷事故後11年を経た今も帰還困難区域からの避難を余儀なくされている被災者の一人ひとりがその要望を国会議員(今回は公明党および立憲民主党)に伝える~の報告、院内集会に参加した会員からの投稿、今後の予定です。

声を上げた被災者、参加された与野党の政治家に敬意を表するとともに、政治家の想像力、共感力、事実を把握する力、実行力に期待します。

お読みください。

【第111回院内集会】2 月 17 日、第111回院内集会をンラインで開催しました。1月の第110回院内集会では、被災避難者自身が原子力災害対策本部原子力被災者生活支援チームに、早期の避難指示解除要望、一時帰宅にかかわる制限の緩和要望を伝えるとともに、要望内容についての意見交換を行いました。そして2月16日、第110回院内集会に参集した被災避難者は内閣府に「福島原発災害被災者の生活回復に関する要望」書を提出しました。今回の院内集会は、この要望を国会議員に知ってもらい要望実現への支援を求めるものでした。国会議員については、今回は公明の若松謙維参議院議員、立件民主党の近藤昭一衆議院議員が参加されました。被災避難者の要望について、若松議員は、福島の地元事務所を拠点に被災地の現状は認識しており、被災者のため今後も尽力していきたいと述べられ、近藤議員は、被災者の皆様のご苦労は深く認識しており、要望書提出先である内閣府災害対策本部担当者に要望内容を確認することを約束されました。