イチエフウォッチャー中島です。
福島第一原子力発電所では、中長期ロードマップ第6版のマイルストーンの達成は遅れているものの、廃炉作業の一定の進展により、固体廃棄物がある程度分類され、低線量のものはイチエフ内で再利用されたり減容化され、そうでない大部分のものは一時保管され、将来的なの処理・処分の検討も開始され始めています。
そこで、イチエフウォッチャーでは、2015年5月の月例レポートを最後に担当者の事情により中断していた、固体廃棄物の保管・処理・処分について、9年ぶりに月例レポートを再開します。
とは言っても、今月は、固体廃棄物の管理状況、放射性廃棄物の処理・処分スケジュール、「ロードマップ」第6版に見る固体廃物対策、「技術戦略プラン 2023」に見る固体廃棄物対策、廃棄物対策に係る今後の計画(工程表)までです。
来月以降個別の固体廃棄物について、性状、量、管理・保管状況、将来的な処理・処分の見通しについて少しずつレポートしていく予定です。