今月の内容は、7月18日、以下の院内集会シリーズ「原子力基本法改正(2023年5月31日)をどう考えるか」のまとめとなる、山崎誠氏および北村俊郎氏による対談(金子熊夫氏は残念ながらご都合により参加を得られませんでした)で行われた第139回院内集会「原子力基本法改正(2023年5月31日)をどう考えるか Ⅳ」の報告です。
第1回(2024年3月5日)講師:山崎誠氏(衆議院議員、立憲民主党環境エネルギープロジェクトチーム事務局長)~原子力発電をどう終わらせていくかという視点からの原子力基本法の再改正をめざしたい。
第2回(2024年5月10日)講師:金子熊夫氏(エネルギー戦略研究会会長 元外交官)~エネルギー安全保障の観点から原発は推進すべきだが、そのためにもエネルギー安全保障についての国民的議論が必要。
第3回(2024年6月11日)講師:北村俊郎氏(元日本原子力発電株式会社理事、社長室長)~原発は、地震津波が多発し、国土・平地が狭く、人口が密集しており、隣国と送電網で繋がっていない日本に適しておらず、発電コストも高いので、これ以上やらない方がよい。上記の状況が異なる国は参考にならない。
対談は以下のテーについて繰り広げられました。
- 世界のエネルギーの現状と将来
- 日本が今後取るべきエネルギー政策
- 日本として原発は選択肢となり得るか
- 再生可能エネルギー拡大を実現するには
- 今、為すべきことは何か