イチエフウォッチャー「原子炉の状態」2025年3月レポートを紹介します

2011年3月の過酷事故から満14年を迎えた福島第一原子力発電所。2025年3月の原子炉の状態レポートです。
3月26日現在、福島第一原子力発電所では、原子炉格納容器内の空気温度、放射性物質濃度とも、有意な変動は見られていません。
今月から、筆者が東京電力が発表したプラント関連パラメータなどを毎日ウォッチする中で抱いた疑問をレポート3・4ページの「主な取り組みと状況」に記載することにしました。
レポート末尾の、共同通信配信47新聞社の原発に関する記事をクリッピングしている「47ニュースのイチエフに関する報道」中の、【原子力発電、核施設をめぐる動き】の今月の中項目は、原子力発電のバックエンド /原子力災 害時の避難計画の妥当性/柏崎刈羽原発(電力消費地と原発立地)/泊原発/原子力発電についての世論調査/裁判・法的手続き・裁判外紛争解決手続き(ADR) /各地の原発・核施設/未分類としました。
柏崎刈羽原発では、新潟日報の電力消費地と原発立地をめぐるシリーズの解説記事である【過去記事紹介】シリーズ企画[再考原子力 新潟からの告発]、[原発は必要か]は、9電力による地域独占下の電力消費地と電源立地問題を戦前までさかのぼって深掘りした読み応えがありました。
また3月27日の共同通信は、廃炉等支援機構の山名元理事長が、廃炉を2051年までに終えるとする政府と東電の目標の実現は厳しいとの認識を示し、必要があれば政府に目標の修正を提言すると語ったことを報じています。
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