2011年3月の過酷事故から15年と6か月目、2025年9月の福島第一原子力発電所の固体廃棄物の保管・処理・処分についてのレポートです。
今月は、55・56ページの「<おさらい> 過酷事故前後の福島第一原子力発電所の状況の異同模式図」をぜひご覧ください。
事故の前後で建屋の役割が変わり、福島第一原発のリスク・廃炉作業の中でどういう位置を占めるのかが分かりにくい、⾼温焼却炉建屋(HTI)・プロセス主建屋(PMB)での、滞留水の水位低下、ゼオライト土嚢の取り出し、廃スラッジの回収などの作業について、少しでも位置づけを分かりやすくするため、事故前後の福島第一原発の原子炉周辺のもっとも基本的な状況を視覚的に比較することを試みました。
固体廃棄物の保管・処理・処分だけではなく、汚染水処理、使用済燃料や燃料デブリの取り出し準備等の相互関係についても理解しやすくなるのではないかと思います。




















