一力/行動隊に参加した理由

 

平成23年8月5日
行動隊メンバー
私は現在65歳で嘱託勤務中です。三人の娘も、それぞれ嫁ぎ妻と二人で生活しています。

原発にかかわった事もなく興味関心もありませんでした。原発事故は、経年による設備の老朽化が主因でしょうが、運用プログラムの陳腐老朽化が決定的要因だと思います。
福島の収拾つかない原発報道を知り、4月26日山田さんの呼びかけを知り、参加応募しました。

近年、私は旅行を中心に年間計画をたてて行動しています。それを目標に日々、生活を送っていて、それなりに充実した人生と思っています。が、何か欠けているんです。
現在の幸せな毎日への報恩といいますか社会に少しでも貢献したい、そういうものを計画に加えたいと。本隊への参加は危険も伴うことなので少し躊躇しましたが熟慮すればするほど、これだと思いました。

応募後、いつ参集メールがくるか、まるで戦時の召集令状を待つ気分の毎日でした。その間、何度も本当に現場行くんだなと自分に問いかけました。ゆるぎない気持ちを確信すると、私もいざとなれば漢(おとこ)なんだなと納得しました。

同世代の方々に私と同じ考えを持って欲しいとは思いません。それぞれの考えがあると思います。私は山田さんが提唱される「理(ことわり)」の世界ということに100%同意同調しましたから行動するだけです。若い方々は今後の原発収拾を、しっかりご覧になってこれからの電気エネルギーについてしっかりと考えて欲しいです。