イチエフウォッチャー中島です。
福島第一原子力発電所の8月の使用済み核燃料の取り出し準備の状況レポートをアップしました。
1号機では、オペレーティングフロア上にあって、事故時の水素爆発によって正常な位置からズレてしまったウェルプラグの、二回目の調査状況について続報しました。かなりの高線量です。 また、プール保護に向けた事前調査についても新たにレポートしてあります。
2号機については、4月から8月にかけて行われたオペレーティングフロア上の残置物の片付けの結果について画像を中心に簡単にレポートしました。
また、先月レポートした2号機原子炉建屋の漏洩率についての考察は筆者の把握に不十分なところがあったので、考察を追加しました。
3号機の新燃料の取り出しの進捗状況についても続報してあります。(速報ですが、東京電力は、9月9日、プール内のガレキを撤去する装置に新たな不具合が見つかったため、今月上旬に再開する予定だった使用済み核燃料プールからの核燃料取り出し作業を延期すると発表しました)
トラブル続きだった1/2号機排気筒解体作業は、9月1日、排気筒最上部の高さ約2.3 mのブロックが切断され、地上に吊り降ろされました。まずはよかったと思いました。
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