イチエフウォッチャー「核燃料デブリの取り出し準備」2月レポートを紹介します。

イチエフウォッチャー中島です。
2月13日夜の地震によってイチエフでは、1・3号機原子炉格納容器(以下、PCV)水位が数十センチ低下するとともに、1号機PCV内圧力が低下し続けています。経過は「原子炉の状態レポート」で追っていきます。また、3月9日東京電力速報の3号機原子炉建屋1階の水位の上昇も、速報の水の流れの記述からは、地震によるPCV損傷部の拡大と関連していると思われます。
2月、原子炉建屋内で進められた核燃料デブリの取り出しに向けた準備作業は、 直近のスケジュールによると、3号機の建屋内環境改善の一環として継続中の北西エリア機器撤去だけでした。
レポート本文:
https://1fwatcher.files.wordpress.com/2021/03/202102-05-debris-02.pdf