イチエフウォッチャー「原子炉の状態」8月レポートを紹介します。

イチエフウォッチャー中島です。
8月30日現在の福島第一原子力発電所1~3号機原子炉では、原子炉格納容器の空気温度、放射性物質濃度とも有意な変動は見られていません。
主な取り組みでは、東京電力が進める1号機格納容器の耐震性確保のための水位低下計画と、原子力規制員会から求められている水位を保たないとできない放射性物質の閉じ込め機能についての試験とのスケジュールの調整の必要性に触れました。
8月24日、ALPS処理済み汚染水の海洋放出が開始されました。47News原発サイト上でのこの問題に係る記事数は膨大な数でした。本レポート末の「イチエフに関する報道」では、メディアのありようを記録する意味でも、そのほとんどをクリッピングしました。レポート本文を開けてざっと眺めてみるだけでもいろいろ思われるところがあると思います。

中島賢一郎