イチエフウォッチャー「使用済み核燃料プール対策」8月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
2051年がゴールとされている長期廃炉作業中の福島第一原子力発電所。1・2号機原子炉建屋5階オペレーティングフロア(以下、オペフロ)にある燃料プールからの使用済み核燃料の取り出し準備作業の2023年8月の進捗状況についてレポートします。
1号機では、作業時の放射性ダスト飛散抑制のための大型原子炉建屋カバーの設置作業が2024年度中頃の完成を目指して進められています。
同じく放射性ダスト飛散抑制のため、オペフロ上部を解体しない工法に変更された2号機では、オペフロにアクセスするための燃料取り出し用構台の建設が2025年度以降の完成を目指して進められています。
今月は上記作業の進捗状況の更新・続報のみで特に新しいレポートはありません。