2015年開始の本レポートでは、これまで東日本大震災およびそれに伴うメルトダウンによって損傷を受けた原子炉建屋の屋上の使用済み核燃料プールからの使用済み核燃料の取り出し(準備)作業のみをレポートしてきました。
しかし、損傷の深刻な1・2号機原子炉建屋の使用済み核燃料プールで取り出しを待たれる使用済み核燃料について、2024年12月末時点で、比較的に安全と思われる地上で受け入れ保管する共用プールおよび乾式キャスク仮保管設備の空き容量が絶対的に不足しています。
今月号からこの使用済み核燃料の今後の処理の課題についてもレポートを開始することにしました。
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