イチエフウォッチャー「原子炉の状態」3月レポートを紹介します

イチエフウォッチャー中島です。
3月24日現在、福島第一原子力発電所の1~3号機の原子炉では、格納容器空気温度および格納容器放射能濃度とも有意な変動は見られていません。
レポート本文の8ページでは、3月25日の第88回廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議において、現在のイチエフ廃炉作業全般の主な取り組みとして示された事項について、簡単な解説に原資料のハイパーリンクを埋め図示しました。現在の取り組みの概要をご覧ください。
イチエフに関する報道では、ウェブサイト「原発問題」に掲載された全ての記事の、本文へのリンクを貼った見出しを、【イチエフの廃炉】・【イチエフ事故の後始末】・【原子力発電、核施設】に区分し紹介してあります。3月は柏崎刈谷原発の諸問題、原発事故時の避難計画についての報道が目立ちました。
2月13日の地震の影響は今に後を引いています。「特集福島県沖地震(2021年)のイチエフへの影響、および地震から分かったこと」を掲載し続けるとともに、1・3号機原子炉格納容器の水位の3月2日以降の変化等を新たにレポートしました。
また、3月のイチエフ内のインシデント・事故情報は、物揚場排水路の汚染等、件数が多かったため、小見出しで整理して掲載しました。
レポート本文をお開きください。
https://1fwatcher.files.wordpress.com/2021/04/202103-01-gennshiro-02.pdf